
PCで歌ってみたを録音するためのミキサーが欲しい。テレワークでオンライン会議用のミキサーが欲しい。省スペースでも使えるミキサーを探している。
コロナの自粛によって自宅の仕事/作業環境を整えている人は少なくないと思います。そんな中バカ売れしているミキサーYAMAHA AG03。Amazon売れ筋ランキング1位のミキサーをプロの音楽家目線でレビューしてみたいと思います。
AG03にはどんな魅力があって、どんな人が買うべきなのか?
この記事では
- AG03の仕様
- AG03の価格/お得な買い方
- AG03の使い道
- AG03の後継機は発売されているの?
- まとめ:音楽制作に使える?
を詳しく解説していきます。
です!

初心者の方にもわかりやすく解説しますので最後までお付き合いください!
もくじ

まずはじめにAG03とはどんなミキサーなの?
という所から解説いたします!
ウェブキャスティングミキサーAG03の見た目はこちら!

非常にスタイリッシュなデザインですね。そしてコンパクト。YAMAHAという国内NO1の楽器/音響機器メーカーが2020年の秋に発売したコンパクトミキサーです。
あるのですが、AG03が圧倒的に売れています。
【入力チャンネル】モノラル(MIC/LINE):1( ヘッドセットマイク入力含む)、ステレオ(LINE)/ モノ(GUITAR):1、USB IN:1、AUX IN:1
【出力チャンネル】MONITOR OUT:2、PHONES:2( ヘッドセットヘッドフォン出力含む)

ズバリ売れている理由ですが…それがこちら!!
- インターネット配信時に便利なループバック機能
- スタジオクオリティのプリアンプD-PREを搭載
- コンパクトなボディー
- 音楽制作ソフトウェアCubase AIをバンドル
- ヘッドセット端子
というのが人気の理由です。
そして冒頭でも話した、コロナによる仕事のテレワーク化が合わさり爆発的な人気商品となりました。
ここからは売れている理由を深堀していきたいと思います
インターネット配信時に便利なループバック機能

まず、一番の特徴ループバック機能とは!
入力端子に接続されたマイクや楽器などの音声と、コンピューターやiPad 内のオーディオプレーヤーから再生したBGMや効果音を、2 チャンネルにミックスしコンピューターに送り返すことができる機能。

ちょっと説明が硬くて難しいですよね。
接続したマイクなどの音声とPCで再生したサウンドを簡単にミックスして配信できる
という機能です。
通常の場合これを行うにはシーケンスと呼ばれる音楽制作ソフトなどが必要になってくるのですが、
それがミキサー内でできてしまうというのが人気の理由です。

もちろん、マイクを楽器に変えれば楽器の音とBGMを混ぜてくれます
PCで再生した伴奏にあなたの歌声を重ねた『歌ってみた』配信や『弾いてみた』配信などインターネット配信が楽しめるようになります。
最近はYouTubeなどで自分の歌ってみたや弾いてみたを配信したり、YouTubeライブ配信での演奏が流行っています。

そんな音楽配信を手っ取り早くできてしまう機能がAGシリーズのループバック機能です。

動画配信全盛期の今ならではの機能ですね!
スタジオクオリティのプリアンプD-PREを搭載

プリアンプとは音声信号を配信する前に音質や音量を調節してくれる機能です
あなたがマイクに歌った歌は、配信やスピーカーに送るには音量が小さかったり、音質が悪かったりします。
これを解決/調節してくれるのがプリアンプです。
音量を増やしてくれる
音質を高くしてくれる

この二つがプリアンプの主な役割なのですが
いくら良いマイクで歌っても、このプリアンプが悪いと最終的な音は悪くなってしまいます。

プロもプリアンプにこだわる人はすごく多いです
AG03には名門YAMAHAが開発した【D-PRE】というプリアンプが搭載されています。
メーカの紹介では
話者の細かいニュアンスや演奏者の表現力、個々の楽器がもつ本来のエッセンスをありのままにとらえるマイクプリアンプ

と説明されています
長年機材メーカーとしてトップを走ってきたYAMAHAが高級オーディオアンプで使用されてきた回路を使って独自開発したプリアンプです。

初心者だとプリアンプ選びは難しいですが、高品質なYAMAHAプリアンプが初めから内蔵されているのは非常に高評価です!
コンパクトなボディー
続いてはサイズです。
音楽制作をガンガンやる人ならサイズはそこまで気にしませんが、このAG03は、テレワークやネット配信などに快適に利用できるようにボディーがコンパクト設計されています。
129 mm × 63 mm × 202 mm
となっており、一般的なオフィスデスクにも収まり邪魔にならない大きさになっています。
音楽制作ソフトウェアCubase AIをバンドル

こちらは以前PCでの音楽制作をやるうえでDAWというソフトが必要
という事をこちらの記事でお話ししました


その音楽制作ソフトの一つCubase AIがAG03を購入すると無料でついてきます
Cubase AIはエントリーモデルで音楽制作に必要な機能の重要な部分が使えません。

無料でついてくるソフトなので初心者の方は
DTMやDAWソフトってこんな感じなんだ!
くらいで考えてもらっておいたほうが良いと思います。
Cubase AIはあくまでオマケ、あまり期待しないほうが良いと私は思います。
ヘッドセット端子

端子が豊富なミキサーだと様々な機器が接続できるのですが
このAG03の特徴は配信に特化したヘッドセット端子が標準装備されていることです
インターネット配信とオンライン会議に特化した端子で、最初からこの機能が搭載されているミキサーは非常に少ないです。

ゲーム実況などにも使えますね!


さて注目の価格ですがどこで買うのがオススメでしょうか!
- Amazon:¥14,374 Prime 対応
- 楽天:¥15,950 あす楽対応
- Yahoo!: ¥15,950 あすつく対応
基本的にプライム会員に入っているのであればAmazonで購入がおススメです。
その他楽器店も平均で16000円くらいの価格帯なのが、Amazonでは1500円ほどお得に買えます。
💡Amazonの機材ランキングでも1位&ベストセラー
レビューも軒並み高評価
★4.6
を獲得しています

購入前のラストチェックとしてレビューも是非確認してみてください

非常に人気のAG-03ですが、現在AG-03の後継機は発売されていません。最新型がAG-03、良く勘違いするのがAG-06です。
こちらは単純にAG-03が3チャンネルのミキサーなのに対してAG-06が6チャンネルのミキサーという事。
価格はAmazonで21,900円。3チャンネル分高いといったイメージです。
基本的に違いはチャンネル数で機能はAG-03と同等のものとなります。
しかし、これだけ配信者に好評を博しているミキサーなので、AG-03の後継機となるものが近い将来発売されるかもしれませんね!今から期待です!

私が提案するYAMAHA AG03の使い方はこちら!
- 歌ってみた配信
- 弾いてみた配信
- ライブ配信 YouTube等
- リモート会議

向いていないというと語弊があるのですが音楽制作をする上では
チャンネル数が足りない
という欠点があります。
しかし!
- 歌ってみたを配信したい人
- 弾いてみたを配信したい人
- 低価格で高品質なサウンドが欲しい人
- オンライン会議などが増えデスクにコンパクトな音響設備を整えたい人
- 人生初のミキサー購入を考えている人
には
めちゃくちゃ使えてコスパ最強!
だと感じました。
理由は
- ループバック機能
- 豊富な端子:ヘッドセット端子対応
- 高品質なプリアンプ
- YAMAHA BRANDという安心感
- 15000円位の価格設定

Amazonランキングカテゴリー1位をとっているのも、うなずけます。
是非興味がある方はチェックしてみてください!