1984年に初開催されたMTVの年間最も優れたアーティストを決めるMTV VIDEO MUSIC AWARD(MTVビデオミュージックアワード)が今年もニューヨークのバークレイズセンターにて開催された。

日本ではMTVはケーブルTVの為音楽好きの人の為のチャンネルといった感じですが

実はこのVMAアメリカではグラミーに並ぶくらいの権威をもった超人気番組
私がアメリカに住んでいた14年間に感じたのは、若者の間では
なぜかというと、審査員が選ぶグラミー賞とは違い、VMAは視聴者の投票などが主になっているから。
と考える人も多いようです。毎年大注目のMTVビデオミュージックアワード。本記事では
VMA2021のハイライトと各賞の受賞者を徹底解説

今年大活躍したアーティストを余すところなくご紹介します
MTVがMusic Videoを扱う専門チャンネルな事から、VMAは活躍したアーティストとMVに対して贈られる賞が主要部門となります。中でもこの4つは最も権威が高いといわれています。
- 最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)
- 最優秀楽曲賞(Song OF THE YEAR)
- 最優秀アーティスト賞(ARTIST OF THE YEAR)
- 最優秀新人アーティスト賞(BEST NEW ARTIST)
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もくじ


まずはVMA2021のハイライトから見ていきましょう!
63歳マドンナのセクシー衣装を纏ったオープニングアクトでスタート
まず、オープニングを飾ったのはなんとマドンナ!
19歳で39ドルとダンスシューズだけ持ってN.Y.にやってきて、MTVとミュージックシーンの一時代を築いた
というナレーションの後に登場し、ヒット曲メドレーを披露。VMAの素晴らしさは、グラミー賞と違い年代に囚われないことだと思います。グラミー賞はどうしても賞に関係するアーティストが集まるイメージ
いっぽうVMAは賞に縛られすぎず、音楽の歴史やレジェンドたちがバンバン登場する
野球でいうオールスター戦状態

まさにお祭り!
VMAの大きな魅力です。
マドンナの後はジャスティンビーバー!
マドンナで充分盛り上がって一息かと思いきや、畳みかけるように登場したのはジャスティンビーバー

VMAでのステージパフォーマンスは6年ぶり
妻やセレブそしてジャスティンの大ファンを公言しているビリーアイリッシュなどの前で、今年大ヒット中の「Stay」と「Ghost」を披露!
プレゼンターとして50歳オーバーのレジェンドたちが次々登場
マドンナと並ぶ女王として君臨しているシンディーローパー(68歳)や最優秀曲賞のプレゼンテーターとして登場したジャニファーロペス(52歳)なども登場。
今年、大活躍した若いアーティストの為にレジェンドたちが一肌脱ぐ姿は胸熱な展開でした。
BTSがオリヴィアロドリゴ、Lil Nas Xと共に共同最多冠王、3冠を受賞!
BTSは3つの賞を受賞。VMA2021において2アーティストと並び最多受賞となりました。
最優秀グループ賞(GROUP OF THE YEAR)
最優秀K-POP賞(BEST K-POP)
夏の代表曲(SONG OF THE SUMMER)
3つを受賞!2019年と2020年に続き、3年連続受賞の重賞となりました。しかし一つ浮き彫りになったことも、それは受賞したタイトルの内容
最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)
最優秀ディレクション賞(BESTDIRECTION)
最優秀映像効果(BEST VISUALEFFECTS)
最優秀楽曲賞(Song of the Year)
最優秀新人アーティスト賞(Best New Artist)
最優秀MTV PUSHパフォーマンス賞(PUSH Performance of the Year)
3アーティスト共に、3つタイトルを受賞しているのですがBTSは主要部門はとれませんでした。
- Lil Nas X: 最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)
- Olivia Rodrigo:最優秀楽曲賞(Song of the Year)
- BTS: 最優秀グループ賞(GROUP OF THE YEAR)
賞の注目度を順番に並べるとこのようになります。もちろんMTVという音楽映像チャンネルの賞なので、主要部門=MVの重要度が最も高いのは分かるのですが、この順位がグラミー賞の主要4部門の有力候補の現在のランキングという風にも捉えることができると思います。


こちらの記事でもご紹介していますが、やはり主要4部門の現時点での最有力候補は

といった感じかもしれませんね!
あくまでもVMAの受賞者からみた予想なので、グラミーはまたいろいろと選考基準が変わってくるのも事実です。

ここからはすべての受賞者をご紹介します!
最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)
最優秀楽曲(SONG OF THE YEAR)
年間最優秀アーティスト(ARTIST OF THE YEAR)

最優秀新人賞(BEST NEW ARTIST)
最優秀プッシュパフォーマンス(Push Performance of The Year)
ベストコラボレーション(Best Collaboration)
ベストポップ(BEST POP)
ベストヒップホップ(BEST HIP HOP)

ベストR&B
ベストK-POP(ベストK-POP)

ベストラテン(BEST LATIN)
ベストロック(BEST ROCK)
ベストオルタナティブ:BEST ALTERNATIVE
ビデオフォーグッド:VIDEO FOR GOOD
最優秀グループ(Group of the Year)
最優秀夏曲(Song of Summer)
ベスト映像ディレクションMV(Best Direction)
ベストアートディレクションMV(Best Art Direction)
最優秀振り付け(Best Choreography)
ベスト撮影(Best Cinematography)
Beyoncé, Blue Ivy, SAINt JHN, WizKid – BROWN SKIN GIRL
ベスト編集(Best Editing)
ベスト映像効果
アメリカ音楽業界の注目賞レースの1つMTV VMA2021は以下の結果となりました。
BTS,Lil Nas X,Olivia Rodrigoの3つ巴の戦いは年明けのグラミー賞2022年へと進んでいくこととなります。
一体だれがグラミー賞の主要4部門を獲得するのでしょうか!
まだまだ目が離せません!