
配信用にマイクが欲しいけど専門的なのでどれが良いかわからない。セッティングも気軽にできて簡単に使えるマイクが欲しい
最近は、国民総発信時代といわれるようになったほど、私たちの身近になったコンテンツ発信
YouTube,Twitter,Instagramなどでインフルエンサーが活躍する中、自分のデスクの音響環境を整え始めた人も多いのではないでしょうか!!
今回は、現在Amazonでベストセラー商品として販売されているコンテンツクリエーター/ゲーム実況者向けのマイクをプロミュージシャン目線でレビューします。
✅自己紹介
プロデューサー/ディレクターとして20年。プロの現場でメジャーアーティストと一緒に音楽を作って来ました。現在はメジャーレコード会社で制作の最高責任者をしています
クリエーター向け卓上マイクHyperX QuadCastストリーマーはどんな人が買うべきか?
本記事では

初心者クリエーターさんでもわかるように、わかりやすく解説いたします。
読めば購入前に知りたい情報が網羅できます

それでは解説行ってみましょう!
もくじ

まずはやっぱり見た目から入りましょう!

かっこいい….
元々HyperXという会社はゲーム用のキーボードやヘッドフォンで有名になった会社です。スタイリッシュかつサイバーなデザインが特徴のプロゲーマー御用達ブランドです!

パッケージにはPC接続用のUSBケーブルがついてきます。コンピュータからの電力供給で動くタイプのマイクとなります

次に気になるお値段は…
- Amazon:¥16,335
- 楽天:¥16,500

若干Amazonのほうがお安い感じですね
正直そこまで変わらないので、ポイントやギフト券の有無で購入先を決めるのが良いと思います。
こちらにリンクも載せておきますので、是非見比べてみてください
価格についてはAmazonタイムセールで最大44%オフの¥10,000ジャストで売られてたことがありました。セール期間では意外と値下げが適用される商品なのでそのような時期に購入するのも非常にお得です!

Amazon、楽天共に商品の評価は高いです
Amazon:★4.6
楽天:★5.0
と高評価
レビューを見るとPS4との相性という点では不満を持っている方が多いように感じられます。

といいつつ高評価が物語っているように
大体のユーザーからは合格点を与えられている商品です
合計数千件のレビューがAmazonには存在していますので、是非ご自身の目で確認してみてください。
さらなるレビューはこちらから!(Amazon)

さてここからは実際どんな特徴があるマイクなのかを深堀していきます
HyperX QuadCast™ は、高音質のコンデンサーマイクを求める意欲的なストリーマーやポッドキャスターに最適な、フル機能を搭載したスタンドアロンマイクです

と紹介されています
コンデンサーマイクというのは音質を重視したレコーディング向けのマイクです。対極にライブ等音量が必要な場合に使うダイナミックマイクがあります。

HyperX QuadCastは高音質な配信のために作られたコンデンサーマイクです!
という事ですね。
スタンドアロンとは他の追加機材に接続しなくてもマイク単体で使えますという意味になります。
コンデンサーマイクはレコーディング用となると専用の電源などを使わなければ動かないものも多いのでこのような記述がされています

続いては魅力あふれる特徴を見ていきましょう!
- 防振、耐衝撃マウント内蔵
- LEDステータスインジケーターを備えたタップミュートセンサー
- 4つの極性パターンを選択可能
- マイクマウントアダプター付属
- 便利なゲイン制御
- 内蔵ポップフィルター
- ヘッドホンジャックでマイク入力をモニター
ひとつひとつ見ていきましょう!
①防振、耐衝撃マウント内蔵

マイクを分離し、弾力性のあるロープサスペンションで不測の衝撃音を抑えます。

そもそもコンデンサーマイクというのは非常にデリケートなマイクです。
落としても、そうそう壊れないダイナミックマイクとは違い、衝撃や湿度などで故障してしまいます。そんなマイクですので、ロープのサスペンションで不測の衝撃に備えている構造は非常に良いです。
②LEDステータスインジケーターを備えたタップミュートセンサー


続いてはこちらの機能タップミュートセンサー
こう書かれると難しいですが要は
マイク自体がONの時は光って、オフの時は暗くなります。そしてその切り替えをマイク上部のスイッチでできますよ!
という事です。

この機能がなぜ便利かというと
配信など不意に、音声をカットしたいときなどに、視覚的にマイクのON,OFFが見えるため事故を防止できるのです。
③4つの極性パターンを選択可能


これはマイクの収音方法が4種類ありますよという事です。
4つの極性パターン(ステレオ、無指向、カーディオイド、双方向)から選択してブロードキャストセットアップを最適化し、思い通りのサウンドに集中できます。
コンデンサーマイクというのは様々な収音方法があります。例えば
- オーソドックスな正面からの収音
- 向かい合った人の真ん中にマイクを置いて両サイドから収音
などというように状況に応じて収音場所を変えることができます。指向性とも言います。これが4種類ついていることにより、様々なシチュエーションに対応できます

初心者の方は様々なシチュエーションで使えるんだな!
と思っていただければ大丈夫です
④マイクマウントアダプター付属


マイクスタンドに固定する器具が最初からついてます
汎用アダプターは3/8インチと5/8インチのスレッドセットアップに適合するため、ほとんどのマイクスタンドやブームアームに取り付けることができます

通常コンデンサーマイクの場合このようなホルダーが必要となります!
それが不要で大体のマイクスタンドに取り付けられるというのは、初めて買うマイクとしては非常に優秀です。
⑤便利なゲイン制御


マイクの音量をマイクの下部の部分で調節できるという事なのですが…
正直これはレビューでは不評でした
理由はやりずらいという事なのですが、せっかっくセッティングしたマイクが動いてしまうなどのトラブルもあるため、私的にはマイナスなポイントかなと感じています。
さらなるレビューはこちらから!(Amazon) ⑥内蔵ポップフィルター


これは便利!
コンデンサーマイクは繊細なため、録音の際にパッやポッなどの破裂音の発声の時にポップという現象を起こします。
このため、通常ポップガードという下記のようなものを使用します

TVや動画のレコーディングシーンで
見たことある方も多いと思います
基本は別途これを購入してつけるのですがHyperX QuadCastの場合独自のテクノロジーでマイクの中に内蔵されています。

そのためポップガード不要です!経済的!!
⑦ ヘッドホンジャックでマイク入力をモニター

3.5mmヘッドホンジャックで音声をモニターし、所望のサウンドが得られているか確認できます。
通常マイクの入力モニターはこのような規格のジャックになっています

ギターでおなじみ6.35mmのプラグですね
なのでマイクの入力音を確認するときとヘッドフォンで全体の音を確認するときでヘッドフォンを変えなければいけないのですが
このHyperX QuadCastはヘッドフォンのジャックでマイクのモニターを確認できます。

通常ヘッドフォンが2つ必要な作業が一つででき、
しかも一般的なイヤフォンジャックでできる!
という丁寧な作りになっています。


いかがだったでしょうか?今回レビューしてみて思ったことは
HyperX QuadCast は非常に初心者に優しい設計:便利で低予算
という事です。まず下記の付属品の追加購入が必要ありません。
- マイクホルダー
- ポップガード
便利な点は
- 衝撃防止機能
- わかりやすいミュートスイッチ
- 4種類の収音指向性
- ヘッドフォンジャック
どちらかというと、とことん音質にこだわりたい人よりは
配信を始めるためになるべく【便利】で【低価格】で【使いやすい】マイクを探している人向けのマイクです
しかし、これだけ売れ筋商品になっているという事は、おうち時間の拡大で初心者向けの需要が増えているという事だと思います。

非常に便利で低予算なマイクなので皆さんも是非チェックしてみてください
お読みいただきありがとうございました!
より安いエントリーモデルの紹介はこちら!
