Drake 【Certified Lover Boy】ついに発売!一瞬で記録更新しまくり!

カナダトロント出身のラッパーのDrakeをご存じでしょうか?音楽好きはもちろん知っているのですが、日本では一般的にそこまで広がっていない印象です。

しかし、このDrake世界的にはレコードブレイカー(記録の壊し屋)といわれている怪物なのです

本日のテーマ

ついに発売されたDrakeの新アルバム【Certified Lover Boy】が記録更新しまくり

というテーマで解説いたします。

本記事の構成

ついに発売Drake 6th アルバム 【Certified Lover Boy】

Spotify&Apple Musicの記録を更新

DrakeとKanye West

まとめ:グラミー賞大本命

それでは解説スタート!

ついに発売されたDrakeの6thアルバム 【Certified Lover Boy】

9月3日Drakeの6th アルバム【Cerfitied Lover Boy】がついに発売されました。

21曲入りのこのアルバム、いきなり考えられない記録を達成しました

なんと

リリース当日のUSシングルチャート1位から21位まで独占

化け物すぎる記録

レコードブレイカー(記録の壊し屋)の異名に恥じない恐ろしい記録です。

印象的なジャケットは英カリスマ現代芸術家ダミアンハースト

様々な肌の色やシャツの色をした12人の妊婦の絵文字で構成されているCDジャケットは現在最も評価が高いといわれている英国人現代芸儒家のDamian Hirst(ダミアンハースト)が手掛けています。

このダミアンハースト実は

非常に問題児であり稀代の天才芸術家といわれている

ホルマリン漬けの動物入りのガラスケース作品

で一躍有名になり、作品は現代イギリス現代美術の象徴的作品になっている一方、薬物やアルコール依存で何かと話題になる人物でもあります。

そんな天才問題児Hirstと革命児Drakeがコラボ。

天才同士の非常にワクワクするタッグですよね。

Hirstファンからすればジャケットを見て思い出す作品があります。

彼が2005年に製作した【The Virgin Mother】という巨大な妊婦の彫刻像からジャケットがインスパイアされているのがわかると思います。

世界各国の街頭広告でフィーチャリングアーティストを発表

この6thアルバム【Certified Lover Boy】は発売前から大きな話題になっていました。理由の一つは

参加アーティストを街頭広告で発表

という非常にユニークでお洒落なプロモーション。HipHop精神にあふれたこのプロモーションは世界各地で話題に。

今では、日本でも定着したレペゼン(代表)という言葉

もともとは、地元を愛しその地域を代表するという意味合いでHipHopで流行った言葉なのはご存じでしょうか?

HIP HOPアーティストにとって地元は最も大事な場所で最大の応援者がいる場所。

今回の街頭広告は

参加アーティストの出身地ごとに街頭広告をカスタマイズして発表しています

例えばヒューストンでは地元のヒーロTravis Scott(トラヴィススコット)の参加が発表され

ニューヨークではHIPHOPの王様こと、Jay-Z(ジェイジー)THE GOATと表し発表しています。

💡豆知識:THE GOATとは?

Greatest Of All Time(グレイテストオブオールタイム)の略でスポーツや音楽の世界で使われる【史上最高】という意味で使われるスラング。羊の絵と共に使われることが多く、NFLの史上最高QBトムブレイディーのあだ名としても有名です

MVにはNBA選手も参加

Drakeはトロント出身、地元のNBAチーム【トロントラプターズ】の大ファンであることは有名です。

発売に合わせて最初に公開されたMVには元トロントラプターズのスター選手Kawhi Leonard(カワイレナード)も参加しています。

SpotifyとApple Musicの記録を一瞬で更新

新アルバムは【Certified Lover Boy】はSpotifyとApple Musicにおける

24時間で最も再生されたアルバム

に認定。実はこの記録8月末にKayne West(カニエ ウエスト)が新アルバム【DONDA】で更新したばかりの記録。それをDrakeは発売日に一瞬で更新。実はこの二人

現在抗争中

この辺りの話題づくりも非常にうまいDrake

Spotifyでは5thアルバム【Scorpion】で同サービス史上最高となる24時間で1億3200万回再生を記録していたのですが、これを本作で1億5300万回再生に更新。これによってKanyeが持っていた記録はわずか1週間も経たないうちにDrakeの手へ。

そして楽曲単位でも

Olivia Rodrigo(オリヴィアロドリゴ)drivers licenseが持っていたアメリカ国内24時間で最も再生された楽曲という記録を、収録曲【Girls Wants Girls】の614万6000回で更新。わずか1000回未満の差というデッドヒートを勝利し、Drakeの称号に。

DrakeはすでにSpofityにおける2010年代に世界で最も再生されたアーティストとなっていたのですが、2020年代も引き続きDrakeの時代が続いていきそうな気配ですね。

DrakeとKanye West

Pierre Suu/Jerritt Clark/Getty Images

2018年からビーフ(喧嘩)をしていた2大ラップスターDrakeとKanye West

8月のKanyeのアルバム発売前に既に和解と一部で報道されたのですが、今回の記録更新の件でどうなるか?また注目が集まっている

そもそも発端はDrakeの5thアルバム【Scorpion】の製作期間中にKanyeがアルバムに協力したいと熱心にアピールしたことが始まり。2人はスタジオに集まり、制作の話をしたのだが、その時はDrakeがKanyeにアイデアを提案するくらいで実際の制作は行われなかった。

時はすぎ、制作の話があいまいになっていたころKanyeはDrakeのアイデアの元に制作した楽曲Lift Yourselfを自身のアルバムでリリース。そしてDrakeの【Scorpion】の発売直前には自分がプロデュースしている地元アーティストの作品をDrakeにぶつける様にリリース

Drakeからしてみれば協力するって何だったの?

という感じですよね。この手の話題は【どちらが先に言った言ってない】的な感じでDrakeの主張とKanyeの主張どちらが正しいかは判断が難しいのですが、2大スターのビーフは非常にここ数年話題を集めていました。

一部の噂通り、Kanyeのアルバムの前に和解に至ったのであれば話題づくりのための演技だったという線もあるかもしれませんね!

まとめ:一気にグラミー賞2022年大本命へ

レコードブレイカーの名に恥じないロケットスタートを切ったDrakeの新アルバム【Certified Lover Boy】

今まで幾度も受賞してきたグラミー賞にもノミネートは確実だろう。

BTSがグラミー賞ノミネートされるのか?なんていうのが日本では話題だが、アメリカでは続々と超大本命が新譜を発表。

様々な怪物級記録を更新し続けるDrake、2010年代最高のアーティストのアルバムを是非チェックしてみてください!

お読みいただきありがとうございました!

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