
最近よく聞く空間オーディオって何?【Dolby Atmos】【360 Reality Audio】とかよく聞くけど難しくてわからない!
先日音楽業界向けのDolby Atmos説明会に行ってきたので
そんな疑問を本日は分かりやすく解説いたします!

空間オーディオとはこれから確実に流行る次世代のサウンドシステムなのです!
次世代オーディオシステムDolby Atmosをどこよりもわかりやすく解説!
本記事を読めば

それでは解説スタート!
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まずはじめに空間オーディオとは
として用いられる言葉です。Sonyの360 Reality Audioも空間オーディオに当たります。

今回はDolby Atmosの説明会を受けたこともあり
Dolby Atmosに絞って空間オーディオを解説していきます!
Dolby Atmosがもたらす4つの音体験
- 迫力のある移動するオーディオを作り出す
- サウンドを周囲の至るところに動かす
- 作品のインパクトを最大限に強める
- 力強く躍動的なエンタテインメント経験を演出
Dolby Atmosを知る上での大事なキーワードは
家庭レベルで映画館並みのサウンドを実現できるシステム、それがDolby Atomosです
迫力ある移動するオーディオを作り出す
ドルビーアトモスは7.1.4chを使って音の空間を作るオーディオシステムです。
という意味になります。サブウファーとは低音の迫力を出すために存在するスピーカーの事

映画館で地鳴りのような音や揺れを座席で感じるときはありませんか?

あれはサブウファーを使って表現しています
ドルビーアトモスは従来のサラウンドシステムに加え
天井にスピーカーを4つ設置します
これにより縦方向の音が表現可能になり、立体的な音空間を作り出します
- ヘリコプターが飛び立つ臨場感の表現

などはDolby Atmosが得意とする音表現です
サウンドを周囲の至るところに動かす

Dolby Atmosはあなたを球体の中心に配置し音で囲むというようなイメージです。
立体の球体の中にいるあなたへ360度方向から音が飛んできます
車が前方から向かってきて自分の横を通りすぎていく
ハリーポッターの魔法の光が自分の周りを飛び回る
など、限りなくリアルな音配置で映像と音を合わせることができます。

なかなか言葉ではわかりにくいかもしれませんが実際体験すると本当にあなたの周りを360度音が飛びまくります
作品のインパクトを最大に強める
上に説明した2つの効果を使って作品にインパクトをもたらします。例えば、アクション映画で建物が爆発する映像を、目の前で爆発したように音で表現が可能です。
Dolby Atmos向けの映像としては
- アクション映画:銃撃戦のど真ん中にいるような感覚
- SF映画:宇宙で実際戦うような感覚
- 動物系のドキュメンタリー:サバンナで動物の音に耳をすますような感覚
このようなジャンルでは大活躍します
まるで映像の中に入り込んでいるような新感覚
力強く躍動的なエンタテインメント経験を演出
コンサートや音楽のエンターテイメントでもDolby Atmosは活躍するといわれています。
コンサート会場の再現
などには特に有効で
音楽業界でも、最初に導入されるのはライブDVDや配信ライブだといわれています。家にいながら、まるで客席にいるような感覚を体験できる、そんな夢のような話が近い将来確実に実現するといわれています。
Dolby Atmosの概要が分かったところで一つ疑問が出てきたと思います
確かに5.1chで始まったサラウンドシステムは上位機種になると7.1ch搭載と、ホームシアターなどで素晴らしい音を聴けるものになりました
しかしDolby Atmosは最上位機種のサラウンドをさらに進化させました
- サラウンド:5.1ch or7.1ch
- Dolby Atmos:7.1.4ch
7.1ch使用のサラウンドの後ろに.4が追加されます。この.4というスピーカーは立体音を作り出すために天井に設置する4つのスピーカーの事を指します

従来のサラウンドはこのような配置

- 前面に3つ、背面に2つのスピーカーとサブウーファーこれがサラウンドの設定です。
- サラウンドでは背面のスピーカーで奥行き感を表現します。
- 【例えばあなたの後ろを人が通り過ぎる】なんて表現はサラウンドの得意な部分ですね。
- しかし、上下を加えた3D感は反響音でしか表現できません。
そのため、サラウンドは限りなく正方形に近いスペースでないと効果が薄れてしまうという欠点と音の表現が平面的という欠点がありました

一方Adolby Atmosはこのような配置になります

- 7.1chの高度なサラウンドシステムに加え天井に4つのスピーカーが追加されます。
- これにより、音が3Dフィールドがに広がります。
- そして、より広範囲を立体的にカバーできることができるようになり、一歩先のホームシアターなどが自宅で使えるようになります。

映画館などは天井にスピーカーがありますよね
【サラウンド:平面的 】【Dolby Atmos;立体的】


というのが最も大きな違いですね!
これをホームシアターレベルで再現できます

Appleは音楽配信サービスにいち早く空間オーディオを導入しました。Appleが独自のシステムを開発し、いち早く導入したという事は….
絶対流行る気がする!
Apple Musicでは人気曲が次々と空間オーディオ対応に

いくつかご紹介
- Ado:うっせぇわ
- BTS:Butter
- Official 髭男dism
このようなアーティストが対応スタート。
洋楽ではかなり多くのアーティストがすでに対応になっており、エドシーランやマルーン5、オリヴィアロドリゴなど多くのメジャーアーティストが楽曲をDolby Atmosによる空間オーディオで配信しています。
現在、iphoneやMacの内蔵スピーカーやヘッドフォン、他社のヘッドフォンでも空間オーディオの立体感は楽しめるとされていますが
Appleが推奨しているのは
Air Pods MaxとAir Pods Pro
中でもAir Pods Maxとの相性がベストマッチといわれています


ベストに楽しむのであればやはりAir Pods Maxをゲットしたいところ

AirPods Proは持っているのですがやはりAirPodsMaxほしい
遠くない未来Amazonでポチってしまうと思います!

そしてついにNetflixも空間オーディオに対応を開始しました。
NetflixはAirPods ProかAirPods Maxを介した空間オーディオしかまだサポートしていませんが、今後様々な機器に対応すると発表しています
これから、確実に映画業界、音楽業界は空間オーディオに力を入れていきます。まだまだコンテンツは少ないですが、いずれすべての新作映画や番組は対応されるといわれています。

いかがだったでしょうか?次世代のオーディオシステム:空間オーディオ/Dolby Atmos
7.1.4chを使った立体的音空間
ホームシアターや動画を映画館クオリティへ
Apple Music/Netlifxはいち早く対応開始
多くのコンテンツがこの先空間オーディオ対応になっていく
Dolby Atmosの一番すごいところはスマホやホームシアターレベルで立体音空間を再現しようとしているところ
VODなど動画配信が全盛期の今、近い将来Dolby Atmosの立体音空間を使ってコンテンツを見るのが当たり前の時代が来るでしょう!
皆様も新時代の音の世界を是非体験してみてください。
お読みいただきありがとうございました