
こんにちは音のGARAGEです
バンドを組むならイラストレーターやアニメーターをお勧めします!【アニメソング】を極めたものが稼げる時代
というテーマで今バンドを組むならイラストレーターやアニメーターと組むのが良いですよ!
という事を解説したいと思います。
今回の記事はこのような方向けです
- 将来音楽の仕事をしたい
- 音楽クリエイターになりたい
- アニソンを作りたい
- アニメが好きで音楽も好き


現在アニソンやアニメの主題歌を作りたいと思っているアーティストの方やクリエイターの方は大正解だとわたしはおもいます。
需要は年々拡大傾向、さまざまな音楽ニーズがいまアニメを中心にうまれています。
むしろ、今BANDに必要なのはイラストレーターやアニメータなのではないでしょうか?

もくじ

約30年前の1990年、音楽バブル絶頂期に年間売り上げ1位に輝いた楽曲はこの楽曲でした
【ちびまる子ちゃん】の主題歌で作者のさくらももこさんが作詞した【おどるポンポコリン】
独自の世界観がみごとに作品にマッチし、爆発的なヒットを生みだしました

時はながれて30年後の2020年はこちら
LiSAさんが歌う【炎】昨年最大のヒット曲であり劇場版【鬼滅の刃 無限列車編】の主題歌
音楽はよく30年周期でブームが回るといいわれます。
おどるポンポコリンから、ちょうど30年で炎が大ヒット!これは偶然なのでしょうか?
【NetFlix】【Amazon Prime Video】【Hulu】【U-Next】 【Abeama】【Fodプレミアム】【スカパー】
など、あげればキリがないですが爆発的に需要を拡大させたビデオオンデマンド

そしてコンテンツの人気ランキングをみると
アニメ作品がコンテンツの半数を占めています
ビデオオンデマンドの拡大はTV放送に依存しないアニメ作品を多く生みだしました

【毎週決まった時間】から【すきな時間にすきなだけ】の時代へ

私が幼少の頃、ドラゴンボールやSlumDunk,ドラえもんといった
人気アニメの放映時間は、いつもTVのまえに陣取り夢中でアニメを見ていました。
しかし今は
夜中の空いた時間、休日の午後にTVをポチ!

もともとアニメには疎い私でしたが、この日常に変わったことにより
普段なら出会わないアニメ作品もみるようになりました。
そしてその主題歌が新しいアーティストを知るきっかけにもなりました

アニメの主題歌をきっかけにアーティストが世に出ることがふえた一方、
別の【アニメーションをつかった】音楽表現方法もふえています。
YOASOBI
Ado
yama

これらのアーティストはまさにアニメーションやイラストをMVの表現として
つかって大ヒット曲を生み出した方々ですよね
この表現方法が多くなった理由は2つあると思います
1.YouTubeの普及
おうち時間によりVODと同じく爆発的に需要を伸ばしたYouTube。YoutubeにアニメーションをMVとしてアップするアーティストがふえました。

もちろん昔からあったのですが、より時代とマッチしたのだとおもいます。
2.ボカロPの復興
2007年VOCALOID【初音ミク】の発売により急激にネット文化に根付いた、ボカロ楽曲。一時期は生演奏系の音楽に押されたのですが
ここへきて完全に勢いを取り戻しています
理由
- VOCALOIDを聞いて育った世代が制作者として活躍し始めた
- VOCALOIDで作った楽曲を【生声で歌う】という手法に進化させ定着させた

YOASOBI,Ado,yamaのサウンドプロデューサー陣はみなVOCALOIDを聞いて育った世代であり、
ボカロPとして培ったノウハウを【生の人間が歌う】楽曲へ進化させました。

【歌ってみた】という言葉を今当たり前のようにみなさんが知っているのは、ボカロPや歌い手が、長年作り上げてきた文化が時代と共に日の目を浴びたからなんです。
前述した、音楽30年サイクルが起こるのも実はこれが理由で
【作る音楽=自分が聞いて育った音楽】
がベースにあるからだとおもいます。
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は音楽をアニメと連動させたり、キャラクター化させるとなにが良いのでしょうか?理由はこちら!
- 音楽ファンだけではなくアニメファンにもターゲットが広がる
- うまく進めばグッズ化やキャラクターの一人歩きで別コンテンツも作れる
- MVに関しては低予算で作れる
- キャラクターによって、生身の人間ではだせない世界観が生み出せる
1~3に関してはビジネス的な利点です。
今回は4のキャラクターによって、【生身の人間ではだせない世界観が生み出せる】
というところにフォーカスします

みなさん、漫画の実写版になった時にがっかりした経験はありませんか?
それと同じで、実写のモデルさんや女優さん、もしくはアーティスト本人を使うより
描かれたキャラクターで表現したほうが、よりイメージ通りにストーリーを伝えられることが多々あります。
【MVをアニメーションにする利点】
- 自分が思い描いた主人公が作れる
- 自分が思った通りの構図も作れる
- 大掛かりな撮影より低予算
- ソーシャルディスタン的にも今の時代にあっている

ヒット曲を生み出すには時代にマッチすることが重要で
MVのアニメーション化は今の時代にあっているのかもしれません


ではアニメやキャラクターとの親和性を生みだす音楽とは??
ずばり作詞にテクニックがあると私はおもいます。

作曲や編曲は多様化されていて、いわゆる王道のアニメソングではなくともヒットはしています
バラードでもアップテンポでもジャンル問わずある一定のクオリティであればヒットはします

しかし、作詞は爆発的にヒットする要因がいくつかあるとおもいます
それがこちら
【ネタバレはしないが、作品を見た後に説得力がます歌詞】
この歌詞を作れるかが、めちゃくちゃヒットの分かれ道です、例として
【鬼滅の刃 無限列車編】のあらすじを、め――ちゃくちゃ簡単に説明すると
- 主人公が妹を鬼から治す旅の途中に、
- 自分の成長におおきな影響を与える炎柱:煉獄杏寿郎に出会い
- 共に戦い、責任や信じて進むことのたいせつさを学ぶ
- しかし最後には煉獄杏寿郎は死んでしまい主人公と別れてしまう
という内容です。

【炎】にはネタバレはしないが作品を見た後に説得力がます歌詞がたくさん散りばめられています。
- さよなら、ありがとう
- 僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い
- 手を取りそして離した 未来のために
- 強くなりたいと願い 泣いた 決意を餞に
号泣!この歌詞だけで作品を見た方なら号泣ものですね!

ヒット曲にはこのような、【作品を見た人の心に突き刺さる歌詞】というのがすごく大事なのです。


今回は素晴らしいヒット曲を参考に、【アニメと音楽の関係】そしてこれからヒット曲を生み出すにはアニメとのコラボが欠かせないという事を解説いたしました

やはりアニメは日本が世界に誇る文化で、
これからも需要は拡大し定期的に名作が誕生するとおもいます。
これからプロを目指す方はぜひ今から、このビッグマーケットを意識して楽曲制作に取り組んでみてください
ヒット曲を生み出す近道になるかもしれません。
バンドメンバーを探すより、はじめからイラストレーターと組んで音楽をキャラクター化させても良いですし
好きなアニメから様々なインプットをもらい歌詞に反映させるのも良いです

もし今あなたがアニメやイラストが好きで音楽制作をしているならば
取り組んで損はないとおもいます。
この記事がみなさまのお役にたてば嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました