アデル6年ぶりの新曲を解禁 BTSの持つ記録を撃破!新曲歌詞を和訳&考察

イギリスの女性シンガーアデル(Adel)が6年ぶりの新曲を解禁!

解禁されたのは11月19日に発売される最新アルバム「30」からのリードシングル

Easy On Meと名付けられた楽曲を和訳や考察を交えて徹底解説します!

アデルの6年ぶりの新曲はさっそく怪物級の記録を達成

それまでBTS【Butter】が保持していた

【Spotify】1日の最大ストリーミング数

の記録を塗り替えました。

本記事では様々な角度から楽曲を解説/考察していきます!

本記事の構成
  1. アデル(Adel)とは?現在に至るまでを振り返る
  2. 新曲 Easy On Meの歌詞を和訳で解説!
  3. Easy On Meの内容を考察
  4. まとめ

それでは解説スタート!

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6年ぶりの新曲発表:アデルとはどんなアーティスト?

  • Adel(アデル)
  • 1988年5月5日生まれ(33歳)
  • 出身地:イギリス

アデルはイギリスの人気オーディション番組「サウンド・オブ・2008」出身。注目を浴びそのままデビューアルバム【19】がチャート初登場1位を記録してデビューしました

翌年の米グラミー賞2009では

  • 最優秀新人賞
  • 最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞

2冠を制覇

デビューしてすぐにトップアーティストの仲間入りを果たしました!

その後2012年のグラミー賞では

主要3部門を含む6つのグラミー賞を獲得

現時点で総売り上げ枚数6000万枚以上

世界のトップに君臨する女性シンガー、それがアデルなのです。

代表曲紹介!

アデルの最も素晴らしいところは、その

圧倒的な歌唱力

世界で最も歌の上手い女性シンガーは?

という質問があったら

世界中の人がアデルと答えるでしょう

そんなアデルの代表曲Helloがこちら!

アデルの音楽性の特徴は

  • 圧倒的な歌唱力と歌声
  • 深いメッセージの込められた歌詞
  • 最低限のサウンド

この3つが軸となります

ド派手な曲を歌うというよりかは、映画のストーリーを紡いでいくような感動的な楽曲が多いです。

世界的な女優やハリウッドセレブなどもこの圧倒的な歌声のファンが多く、

芸術家やクリエイターに最も愛されている歌手といっても過言ではないでしょう。

そんなアデルが6年ぶりに発表する新曲【Easy On Me】の歌詞を解説!

Easy On Meはまさにド直球のアデルサウンド

ピアノとプロデュースがグレッグ・カースティンで、MVの監督は、グザヴィエ・ドラン

グラミー6冠を達成した【Hello】と同じ布陣で制作されました

さっそく6年ぶりに沈黙を破ったアデルの

Easy On Meの歌詞を見ていきましょう!

パート分けしながら歌詞を和訳していきます

1番:VERSE

There ain’t no gold in this river

この川には栄光なんてなかった

That I’ve been washin’ my hands in forever

私がずっと手を洗ってきたこの川には…

I know there is hope in these waters

この水の中には希望があることは知っているわ

But I can’t bring myself to swim

でも私は泳ぎに行くことはできないの

When I am drowning in this silence

この静寂におぼれているうちは…

Baby, let me in

ベイビー、受け止めてよ

まず1番のバースの解説です

この川】というのは自分と相手との関係性や環境を表しているようです。

ずっとその川(愛する人)が【汚いものや嫌なこと】を洗い流してくれていた。

だから感謝や希望がそこにあることは知っている。

でも、今まで自分を助けてくれたその川に今は飛び込むことはできない。

非常に詩的な表現で自分と大事なものの関係を丁寧に表現しています

愛する人との別れから物語はスタートしていきます。

サビ

Go easy on me, baby

愛する人よ、許して

I was still a child

私はまだ子供だった

Didn’t get the chance to Feel the world around me

自分の周りを考える余裕すらなかったの

I had no time to choose what I chose to do

自分が何をするべきかを考える暇もなかった

So go easy on me

だから、許して

タイトルにもなっている【Easy On Me】という言葉ですが、直訳すると

「お手柔らかに」「手加減」などどいう意味なのですが…

歌詞のストーリーの中では別れてしまった後悔を歌っているのでどちらかというと

【許してほしい】

という意味の方が日本語的にはしっくりきます。ただ、【許して!】と強く言えない理由が自分にはあるので、相手を気遣い 【Easy On Me】という表現になっているのだと思います

2番:バース

There ain’t no room for things to change

なにかを変える隙間なんてなかった

When we are both so deeply stuck in our ways

私たちが自分たちの関係に深く行き詰ったとき

You can’t deny how hard I have tried

私がどれだけ一生懸命関係を修復しようとしたか知っているでしょ?

I changed who I was to put you both first

私は自分自身を変えてあなたに尽くそうとした

But now I give up

でも、もう諦めてしまったわ

2番ではより深く具体的なストーリーが語られています

忙しくて行き詰ってしまった二人の関係。一生懸命修復を試みたが、結局無理だった。

そして、すべてを諦めてしまった…

非常に切ない別れの歌ですね

そして、必死の弁明は歌詞とは裏腹に未練を感じさせてくれます。

サビ

Go easy on me, baby

愛する人よ、許して

I was still a child

私はまだ子供だった

Didn’t get the chance to Feel the world around me

自分の周りを考える余裕すらなかったの

I had no time to choose what I chose to do

自分が何をするべきかを考える暇もなかった

So go easy on me

だから、許して

サビの歌詞は基本的に繰り返し

しかし2番の歌詞を挟むことによって

まだ相手の事を愛しているように聞こえます。

  • 1番は懺悔
  • 2番は未練

同じ歌詞でもストーリーが進むにつれ、解釈が変わっていくのが素晴らしいです。

ブリッジ部分

I had good intentions

ポジティブな気持ちもたくさんあった

And the highest hopes

そして最大級の希望もあった

But I know right now

でも、今は分かる

It probably doesn’t even show

そんなものは幻だったってことを…

Dメロ部分はもう完全に恋が終わってしまったことを示しています

素晴らしい思い出も希望も、結果的に分かれてしまったことによって存在しなかったんだと理解した。

そんな失恋の気持ちが綴られています

サビ

Go easy on me, baby

愛する人よ、許して

I was still a child

私はまだ子供だった

Didn’t get the chance to Feel the world around me

自分の周りを考える余裕すらなかったの

I had no time to choose what I chose to do

自分が何をするべきかを考える暇もなかった

So go easy on me

だから、許して

ラストサビも歌詞は繰り返し

しかし、このサビもブリッジを挟むことによって様々なとらえ方ができますね

私の場合は、やっぱり相手を攻撃したり、自分を責めたりする言葉を使わず

「Easy On Me」:お手柔らかに

という誰も責めない表現を使っていることから

どちらも悪くはなかった、この別れは仕方ない事だった

そんなことを伝えたかったのかな?と感じました

失恋ソングだと、どうしても

どちらかが悪かった】という内容を語ることが多いように感じますが、この仕方ない別れをEasy On Meという言葉を使って表現しているアデルはやはり素晴らしいソングライターだなと再確認しました。

【Easy On Me】その他の角度からの考察

さてここからは歌詞以外の角度から楽曲を考察してみようと思います

アデル激痩せの真相

まず、MVをみてアデルファンが最初にびっくりしたのは

アデルの姿ではないでしょうか?

アデルはなんと45キロも減量をして復活しました。

ダイエットの根底にあったのは「不安障害」とVOGUEのインタビューで本人は語っています。

「自分のマインドを正すため、何かに夢中になる必要があったんです。たとえば編み物でも良かったのかもしれませんが、私の場合は違いました」

「運動をすれば、気分が良くなりますよね。決して体重を減らすためではなく、自分自身が強く、毎日スマホを触らずに過ごせるようになるためでした」

この6年間でプライベートで不安障害になってしまうことが起こり、それを克服するために減量を決意したそうです。

不健康な理由ではなくてファンとしては一安心ですね

プライベートの不安は離婚が原因か?

現在33歳のアデルは30歳の時に離婚しています。ちょうど3年前からアルバム制作を始めたとインタビューでは語っており、離婚を機に減量に取り組み自分をリセットしてアルバムを作り上げたと語っています

アデルには1人の息子がいて

「離婚の理由を息子に説明することができなかった」

とも語っています。

「Easy On Me」は別れた旦那に向けた謝罪として歌っているのでしょうか?

それとも、愛する息子に離婚のストーリーを伝えるために歌っているのでしょうか?

どちらにせよ、プライベートでの苦悩を克服し、自分をリセットし未来に向かうアデルの今の姿が楽曲から見えてきます。

まとめ:アルバム発売はもうすぐ!全世界が待ち望んでいる

アデルの新作アルバムは11月19日発売

タイトルは【30】

そう、離婚して新たな人生を歩き出した30歳がモチーフになっています。

この沈黙の6年間のストーリーを、また圧倒的な歌唱力と美しい歌声で伝えてくれるのではないでしょうか?

今から発売が待ち遠しいです!

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